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2010.12.31~四国旅行記
世の中は今日から本来なら大型連休の始まり…のはずですが。
今年はこんな情勢で休みとなってもどこかへ出かけるか、なんて状況ではないわけでして。
これは…旅好きには結構きつい(T_T)
てな事を考えながら暇つぶしにPCのデータをいじっていたら10年前に四国へ行ったときの撮影データが出てきたので当時を思い返しつつ記事にしてみよう、と思います。
(まぁ気分だけでも旅に出る、そんな感じですねw)
そもそもなんで四国へ行ったかというと…
「クソ寒い名古屋からおさらばして暖かい南国土佐へでも行くかぁ~!」
というまさに思いつきの産物でありました。
四国は暖かい、雪が降るのもせいぜい大歩危あたりくらいなもんだろ、って感じのイメージを頭に描きつつ、その前に四国へ行ったときの好印象が忘れられなかったというのもあって行き先はほぼ即決。
18きっぷと四国フリーきっぷの合わせ技で行くこととなりました。
2010.12.31
名古屋から始発の東海道本線に乗り一路西を目指します。
行程にはかなり余裕がありますが、とりあえず岡山まではひたすら乗り継ぎ。
昼過ぎには岡山到着となりました。
ここでしばらく撮影タイム。
ベンチレーターもあり、前面窓も黒ゴムとはいえオリジナルに近い姿を残しています。
腹ごしらえ兼ねて駅前に出た時に撮影した岡山電気軌道3000形。
元は東武日光軌道線で使用された古豪です。
(この時はこれだけでしたが後に駅メモで岡山攻略時にきっちり乗ってきました)
お腹も満たされたので次は倉敷へと移動します。
倉敷は伯備線と水島臨海鉄道の乗換駅ですが、個人的には岡山駅より乗降回数が多い駅だったりします。
ここでも少しだけ伯備線213系などを撮影して再び西へ。
本来の第一目的地は尾道なのですが、糸崎まで一旦向かうことにします。
糸崎まで行った理由は単純に時間がまだ早かったのと広島・下関区の115系でも撮影するかねぇ、というなんとも鉄らしい理由ですw
まだ当時は西日本の施策である「車両単色化」はそこまで進んでおらず、瀬戸内色、広島色、下関色などが入り混じっていて本当に見ていて飽きないものでした。
何本か115系を撮影し、糸崎駅構内に留置中の115系の形式写真などを撮って「余は満足じゃあ~w」って気分で尾道まで戻ります。
やはり湘南色はいいねぇ~
尾道で降りたらここからはバスに乗り換えることになります。
バスの行き先は因島行き。
これに乗って向島で広島からのしまなみライナーに乗り継いでしまなみ海道を超えて今治まで向かいます。
映画の舞台にもなった尾道の市街地を抜け、向島に着くとここで約一時間の乗り継ぎ待ち。
すっかり暗くなった見知らぬ世界に独り佇むというのもなかなか気分がいいものです。
ただ風が強く寒かった…
そしてすっかり暗くなったしまなみ海道を抜けて18時過ぎに今治駅到着。
ここで松山行きの普通列車に乗り継ぐのですが…待ち時間が1時間半(T_T)
駅の周りにはこれと言って何もなく、大晦日の夕方とあって駅構内も人影まばら。
やることがないので友人と他愛もない長電話して時間つぶしてました…
ようやくやってきた松山行きは乗客数人。
そのまま松山まで車内の空気はほぼ変わらぬままだったのが印象的でした。
この日は松山でお泊り。
窓の外には松山駅と松山運転所がちらりと見える。
最終列車のあともかなりの時間まで入替え作業をやっていて、鉄好きにはたまらんが一般の人だと結構気になるんでないの?なんて思いながら一日目の夜は更けていきましたとさ。
お付き合いありがとうございました。
続きは次回にでも…