2010.12.31~四国旅行記…その2

 

2011年の元旦は松山で迎えることになりました。

 

早朝にホテルをチェックアウトして松山駅はずれの踏切から2011年の撮り始め。

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いい眺めでござる。

構内数カット撮影してその足で伊予鉄道へ。

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元旦早朝の松山市内は人も車も少なく、気兼ねなくシャッター切れました。

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その足で古町駅まで向かうことにします。

この後の行程の関係で伊予鉄にじっくり乗ることは無理なので車両基地へ行ってみよう、ということにしたわけです。

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元京王5000系がずらり。

塗装もさることながら貫通扉の方向幕がないだけで富士急行などの同じ仲間たちとはかなりイメージが違って見えます。

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復刻版坊ちゃん列車。

SLのフリしながら実はディーゼル機、それでいながらドラフト音に煙もでるししかもターンテーブルなしでも手動で方向転換できるというすごいやつですw

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去り際にやってきた元京王3000系

この当時は伊予鉄では「ぴかぴかの新車」でした。

予土線への乗り継ぎの関係もあって、名残惜しくもこのあたりで松山をあとにします。

 

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コンテナ貨物を引いて松山までやってきていたEF65

パンタグラフも下がってますが、EF65一般機が引退した今となってはこれでも記録には、なるのかな?

 

ここからとことこ予讃線に揺られて一路宇和島を目指すわけですが…

なんだか雲行きが怪しい…

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…マジですか。

…積雪だよこれ。

確か八幡浜出たあたりから天気悪かったけど、ガチ積もってるじゃん。

 

誰だよ寒い名古屋から暖かい四国へ逃げよーぜ!なんて言ったやつは!

 

読みが甘すぎました。

 

それでも宇和島に着く頃には積雪も落ち着いてそこまでひどくなくなってきました。

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まぁさっきまではちょいと山ん中だったし、宇和島あたりならそこまで積雪もないだろう、と思っていたら確かに宇和島は平穏でした。

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予土線乗り継ぎの時間を利用して宇和島運転区付近を散策。

ターンテーブルの先の扇形庫の中には初代清流しまんと号用のトラ45000が一両ポツンと収まってました。

 

こうしていよいよ予土線に乗ることになったわけですが…

宇和島を出てしばらくするといきなり積雪が凄まじい状況。

徐行運転しまくりながらなんとか江川崎までやってきたまでは良かったんですが…

 

時刻になっても列車が出発しない。

 

運転士に聞くと「雪を少し掻かないと出られない」とのこと。

運転士は運転席横に積んであるスコップを持ち出して雪をかき始めた。

一両編成の列車に乗客は自分含めて片手ほど。

スコップはもう一本ある…

 

「手伝いましょう」

 

運転士は驚きながらも「助かります」と言ってくれた。

まさか四国の地で運転士と二人でスコップ片手に雪かきすることになるとは誰が想像しただろうか!

これは今でも忘れられない貴重な体験かつ思い出になっている。

 

雪を踏みしめ飛ばしながら走るキハ54だが…

土佐大正辺りまで来るともはや雪はほぼなくなってきて、窪川に着いた時には太陽さんさん暖かいじゃないのw

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紆余曲折ありながらまぜちゃんの生誕地窪川に到着。

ここで宿毛からの南風乗り継ぎのため少し時間待ち。

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土佐くろしお鉄道TKT-8000形。

阿佐海岸鉄道ASA-100形(なるちゃんですね~)の姉妹形とでもいうべき車両。

 

程なくしてやってきた南風は超満員!

高知までデッキに立っての移動でした。

 

次回は高知から高松への移動記です。

お付き合いありがとうございました。